「ファーム富田」(☆☆)
http://www.farm-tomita.co.jp/
富良野といえば紫色のラベンダー畑があまりにも有名。
ここはその代表格といえる美しい花畑の観光農場。
広がる畑は感動を覚えるほどに美しく、ラベンダー尽くしのスイーツの売店に、幸せそうなウェディングの光景にも出会える場所です。
住所:北海道空知郡中富良野町北星
電話:0167-39-3939
定休:無休
営業:8時半~17時半(5・9月~17時/10月~4月9時~16時半)
08年7月14日の来訪。
「唯我独尊」
を13時前に出発し、最初の目的地である富良野のラベンダー畑へ。
もっとも有名なのはここ。13時15分に到着しています。
富良野川に沿った駐車場に車を停めると、せせらぎを越えて最初に倖の舎にでました。
ファーム富田はとにかく広いのですが、基本の斜面は3区画に分けられ、中央がとにかく広い一面のラベンダー畑である倖の畑。せせらぎを越えて東は春の彩りの畑と秋の彩りの畑。ポプラ並木を越えて西は花人の畑です。
倖の舎は倖の畑の南東に位置します。ちょっと大きな東屋で、休むためのベンチシートが5本の柱の周りに用意されていました。
そのままラベンダー畑の中の小道をゆったり歩いて西へ。西にはこのファーム富田のメインの建物である花人の舎の建物を目指しました。ラベンダーの香りは実は苦手な方なのですが、この花畑はそういう匂いがあまりありません。とにかくきれい。感動するほどに。
花人の畑の南にはメインエントランスと考える花人の舎がありました。
大きな傾斜の強い屋根の建物です。その手前、西側にはドライフラワーの舎があり、そこには右手に売店があります。ここに目的のラベンダースイーツがあるわ、あるわ(笑)。
売店で購入して、花畑側にある緑色のパラソルの下でいただけます。
パステル調の紫色のソフトクリームです。食べると、おお、ラベンダーだと感嘆の声が漏れるラベンダーエキス入り。娘がパクついて放してくれませんでした。ソフトクリーム自体美味しいと思います。ラベンダーの香りもさわやかに口の中に広がりとても良い。
ラベンダーカルピス 280円
これもほんのり紫色のカルピス。面白いかと。
ラベンダーはちみつプリン 280円
小さな瓶にプラスティックの蓋。上にはラベンダーが描かれたシール。
蓋を開けても先の二つに比べて紫色ではありません。ほのかに香るラベンダーの香りのプリン…のはずですが、ソフトクリームですでに嗅覚が破壊されているのか、あまりラベンダーの香りは感じず。表面はやや固めですが、中は柔らかなカスタード。底にはキャラメルソースもあります。
もう一度頼むかといえば頼みません。
ソフトクリームをぺろぺろ食べていると、オフホワイトのドレスとタキシードに身を包んだ新婚のカップルが登場。
食べ終わってからウッドデッキから入る花人の舎に入り、お土産を物色。
中は広々していて天井も高く八角形の天井が白く美しい。
西側に並ぶ花の舎の方を北上。
ラベンダーをまとめて乾燥させる家内制手工業のような小さな工場があり、ここにいたってラベンダーらしい香りをかぎました。
そして、道路を渡り、お土産を買って帰ったポピーの舎から坂を上って北西の斜面に広がる彩りの畑へ。
その後に道路を東に歩き、北東にあるトラディショナルラベンダー畑へ。彩りの畑同様に急斜面のこのラベンダー畑はその昔富良野の広告に使われた由緒あるラベンダー畑。ぼくらの富良野に対するイメージはここで作られたわけです。
ここから帰り道に。メインの畑の北、真ん中を貫く道路の南側にはポプリの舎、蒸留の舎、香水の舎が並んでいます。
中まで見ることができるので大きな機械がとても目を引く。
そのまませせらぎを南下して駐車場に。帰る時間は14時25分ですから、おおよそ70分間いた計算です。
総評は☆☆(二つ星)です。
やはり一度は訪れたい場所でした。